- 2009年10月 2日 13:07
- スポーツ
ニューヨーク・ヤンキースがアメリカン・リーグ東地区の優勝を決めました。
今年も出だしはレッドソックスが好ダッシュで、特に前半戦の直接対決ではヤンキースがレッドソックスに1勝もできない状態で心配されましたが、懸案の投手陣の立て直しがサバシアとバーネットの二人の新加入によって漸くでき上がり、(9月30日現在サバシア19勝、バーネット12勝)落ち着いて野球ができるようになって持前の強打線が一段と威力を発揮するようになりました。特にオールスター戦以後は破竹の快進撃を見せて貯金を積み重ね100勝を超える勝利数に到達しました。その快進撃に歩調を合わせるように松井秀喜選手がペースを上げて、あれだけ出場の機会を抑えられながら9月30日現在28ホームラン90打点と目覚しい活躍を見せてくれました。
今年の松井選手の頑張りには本当に頭が下がる思いです。一昨年の右膝の手術が11月と遅かったことで去年のキャンプでは試合に臨めるコンディションにすることに苦労しました。そこで去年の左膝の手術を2か月繰り上げて行い、今年はキャンプ早々から動けるように努めましたが、ジラルディ監督は故障上がりの選手に無理をさせないという考えで、松井選手については様子を見ながら少しずつ使って行くという方針を立てていました。松井選手自身が「もう行けます。守備にもつけます」とアピールしても彼を休ませながら使うという考えを変えませんでした。ですから大活躍をした日の翌日にスタメンから外れてベンチスタートということも少なくは無かったのです。
おそらく人間の心理からすると、活躍して自分の手にその感触が残っているうちに続けて打席に立ちたいと欲求が出てくるのが自然でしょうから、このジラルディ監督の采配には個人的には疑問が残ってしまいます。仮に自分が松井選手の立場だったら、監督に直訴していたかもしれません。ところが、松井選手は「使ってもらえないのは自分に原因があるのであり、何時行けと言われても対応できるように最善の備えをするしかありません」ということで不快な表情など微塵も見せずじっと機会を待ち続けたのです。
そして後半戦の与えられたチャンスに好打を連発し、限られた出場機会を本当に良く生かして指名打者としては球団記録の27ホームラン(9月30日現在)を放つ活躍ぶりです。「男は黙って」というキャッチコピーがありましたが正にその通り。改めて松井選手の器の大きさを思い知らされました。恐らくポストシーズンも目覚ましい活躍をしてくれるに違いない、と楽しみでなりません。
- 次のエントリー: 「政権が交代して」
- 前のエントリー: 「爆笑!ふれあいコメディ こちらかきくけ公園前」