- 2009年7月20日 01:34
- スポーツ
名古屋場所八日目、結びの一番に波乱が待っていました。土俵際、稀勢の里の突き落としが決まり、昨日まで全勝力士の一人朝青龍に土がつきました。
稀勢の里がこの一番を制することができた最も重要なポイントは途中朝青龍にもろ差しを許さなかったことだと思います。朝青龍も稀勢の里戦での攻め方は十分分かっていますので、「左四つの稀勢の里には左はすぐに差すことができる。後は右で厳しくおっつけて稀勢の里の左差しを封じれば土俵際まで攻め込まれたとしても、相手の腋が空いてもろ差しになれる」と考えたはずです。進退がかかっていた今年の初場所初日に稀勢の里に勝利した相撲のイメージでいったのではないでしょうか。
しかしこの日の稀勢の里は前回とは違いました。左が最後まで締まっていたことが最後の逆転の突き落としに繋がったのでしょう。一見、土俵際でたまたま逆転が決まったというような一番ですが、横綱にもろ差しになられていたのならば、最後の突き落としも決まっていなかったと思います。
白鵬、琴欧洲は万全の相撲で8連勝。そして明日の白鵬の相手は関脇の鶴竜。ここ2場所鶴竜は白鵬に対して土俵際まで攻め込んでいます。もちろん白鵬が有利なのは間違いありませんが、鶴竜は安定感抜群の白鵬に対して関脇以下では波乱を起こすことが期待できる数少ない力士ではないでしょうか。
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