- 2009年7月26日 23:25
- スポーツ
名古屋場所千秋楽、本割りで白鵬が朝青龍を破り、通算11回目の優勝を果たしました。
一番前に琴欧洲が日馬富士に勝ったのでこれは今場所も決定戦になるか、と期待したのですが、やはり白鵬は強かったですね。右四つの白鵬、左四つの朝青龍と両者ケンカ四つのこの一番、白鵬は立ち合いいつものように右を差しにいくとばかり思っていましたが、いきなり朝青龍の組み手である左四つになりにいったのは驚きました。と同時に、「朝青龍十分の組み手になっても勝てる」という白鵬の自信を感じました。相撲内容も四つになってからの目まぐるしい巻き変えの応酬で、かなり見ごたえのある一番だったと思います。
ここ数場所は白鵬、朝青龍、日馬富士の3強で、その他の大関陣は優勝争いに絡んでいませんでした。ところが今場所は琴欧洲、琴光喜も復活し、最後千秋楽まで優勝を争う頑張りを見せていたのでこれで来場所以降も楽しみになってきました。
関脇以下では実力者の安美錦、関脇稀勢の里の健闘も場所を盛り上げたと思います。特に稀勢の里の前半戦は1横綱3大関を倒す活躍振りでしたが、後半戦で失速してしまって少し残念でしたね。周りも稀勢の里への期待が大きいだけに物足りなさを感じているかも知れませんが、関脇という難しい位置で横綱大関を倒しての9勝は十分健闘したと言っていいのではないでしょうか。ただ関脇以下の琴奨菊、把瑠都、旭天鵬に対して苦手意識が出てきているところは少し気になるところです。大関を目指す上では絶対に克服しないといけないところなので、来場所以降稀勢の里がこうした苦手力士に対してどのような相撲を取っていくのか注目して見ていきたいと思います。
次は9月場所です。またも白鵬が制し、これから本格的に以前の朝青龍のような独走状態となるのか。朝青龍、大関陣がこれを止めることができるか、ここからの数場所は白鵬1強時代が到来するかどうかの分岐点になりそうです。また稀勢の里の大関昇進、今場所は残念でしたが豪栄道、栃煌山ら若手日本人力士の奮闘も期待して見ていきたいと思います。
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